2017/11/01

10月の読書メーター
読んだ本の数:13
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ナイス数:23

断崖―松本清張初文庫化作品集〈2〉 (双葉文庫)断崖―松本清張初文庫化作品集〈2〉 (双葉文庫)感想
「濁った陽」執筆依頼を受けて、資料集めを始めていたら、偶然に2年前の汚職事件の真相を知りたくなって・・・
「断崖」罪の意識に耐えかねて・・・
「よごれた虹」ひとの恨みは、ある意味恐ろしい・・・
「粗い網版」途中で断念
「骨折」非常に短い短編
読了日:10月31日 著者:松本 清張
失踪―松本清張初文庫化作品集〈1〉 (双葉文庫)失踪―松本清張初文庫化作品集〈1〉 (双葉文庫)感想
4作の短編集である。「草」「失踪」「2冊の同じ本」「詩と電話」。「草」は、「私」の正体を読者にも隠しながら犯人を追い詰めていく、という騙された気分にさせられる1作。
「失踪」は、状況証拠と自白だけで人を裁く難しさを書いた作品。「2冊の同じ本」は、その題のとおり、寄贈された本にある書き込みが気になっていたので、出入りの古本屋からもう1冊同じ本を手にしたことから、主人公の推理と追求がはじまっていき・・・「詩と電話」は、いつも出し抜かれていた記者のカラクリを見破り、ついにそれを出し抜くことに成功はしたが・・・

読了日:10月28日 著者:松本 清張
二重葉脈 (角川文庫 緑 227-25)二重葉脈 (角川文庫 緑 227-25)感想
会社更生法は、誰のためにあるのか?下請け業者やその従業員たちのためでないことだけは確かである。
読了日:10月25日 著者:松本 清張
安部公房とわたし安部公房とわたし感想
それぞれが、自分の立場から状況を見る。
この「自分史」も、私の記憶を辿る思い出のかけらの寄せ集めに過ぎない。

安部公房が大江健三郎より先にノーベル文学賞を受賞して欲しかった。
読了日:10月22日 著者:山口 果林
北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
「しそおにぎり」で思い出したことあり。
半世紀以上前、海辺の親戚の家に荷物を預けて海水浴をしにいった。泳ぎ疲れたので、皆より早めに切り上げ、親戚の家に戻った。空腹だったので、持ってきていたた「しそおにぎり」を腹一杯食べた。何個食べたか覚えていないが、多分ひとり1個分しか用意してこなかったのだろう( ;∀;)あとで、母親からひどく怒られた。
食い物の恨みは恐ろしい💓
そして、その海辺の家は、2011年の津波で消失してしまった・・・
さらば地球よ!
悲しみよこんにちは!
読了日:10月21日 著者:オーサ・イェークストロム
歪んだ複写―税務署殺人事件 (新潮文庫)歪んだ複写―税務署殺人事件 (新潮文庫)感想
権力は腐敗する。 エリート意識にまみれた人間は、カイダンを踏み外せば転落する。重税にあえぐ弱者は見捨てられ、大口納税者だけが優遇されてしまう・・・など複数のいまだに解決できない問題を提起した作品である。
読了日:10月21日 著者:松本 清張
黒い福音 (新潮文庫)黒い福音 (新潮文庫)感想
階級の上下をこの時ほど身に染みて感じたことはなかった。もし、これが同僚や下の者だったら、彼は突進して頸を締めたに違いない・・・
・・・時の総理大臣が某国との外交折衝の思惑のために事件を潰した・・・タカが女ひとり殺されたからといって・・・
読了日:10月18日 著者:松本 清張
北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
外国人は、日本の敬語に苦労するらしい。確かに、日本人でも正しく使えてるか疑わしいようでもある。
読了日:10月15日 著者:オーサ・イェークストロム
北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
月に向かってお仕置きダ!
読了日:10月13日 著者:オーサ・イェークストロム
落差 (角川文庫 緑 227-13)落差 (角川文庫 緑 227-13)感想
明子(明るい女性)と景子(暗い女性)のとる行動(自殺と殺人)が対照的で、面白い。

読了日:10月13日 著者:松本 清張
草の陰刻 (講談社文庫)草の陰刻 (講談社文庫)感想
新刑訴法に慣熟していない頃の犯罪の物語。
読了日:10月08日 著者:松本 清張
混声の森(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)混声の森(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)感想
えー、「大姦は忠に似たり」と申しまして・・・
読了日:10月02日 著者:松本 清張
混声の森(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)混声の森(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)感想
えー、悪妻は100年の不作と申しまして・・・
読了日:10月01日 著者:松本 清張

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