2018/10/03

9月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:1022
ナイス数:20

吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)感想
五流作家!である古橋健二が脳移植手術されて、ベルゴ・セブンティーンの体を譲りうけ、おまけに吉里吉里国大統領までのぼりつめたが、生来のおしゃべりがたたり、日本国はじめ各国の工作員に殺されてしまう。吉里吉里国が目指したものは、まず食糧は100パーセント自給し、そこから世界最高水準の吉里吉里医学を諸外国の分離独立の起こりそうな土地に広めることだったが・・・
読了日:09月22日 著者:井上 ひさし
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)感想
「兵器を買い込むことでかえってその仮想敵国との間の緊張を高める。挙句の果てにその仮想敵国との間にほんとうの戦さでも起こってごらん。『日本を守るため』と称して、アメリカは中性子爆弾を撃ちこむじゃろ。二大軍事的超大国、おのが国土は傷つかず、他国を戦場にして兵器を使い合い、おかげで両国、景気を持ち直す。下らんのう。・・・・・」吉里吉里人ケイコ木下と婚姻した古橋の運命は?
読了日:09月09日 著者:井上 ひさし

読書メーター

0 件のコメント:

コメントを投稿