2018/11/01

10月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:992
ナイス数:18

新装版 昭和史発掘 (1) (文春文庫)新装版 昭和史発掘 (1) (文春文庫)感想
いずれも、役人や政治家及び軍人たちの腐敗とその構造を描いていたが、芥川龍之介の死だけは、同時代のことではあるが、異質な感じを受けた。しかも、女好きが「ぼんやりした不安」を抱えて自殺に追い込まれた?主因のように書かれていたのには驚いた。その他、部落問題など、支配者が身分制度を利用して巧妙に?被支配階級を操っていた、など・・・
読了日:10月16日 著者:松本 清張
チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫)チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫)感想
「・・・しばらくのあいだ彼は彼の心で彼女を守ってゆけるだろう。それも、冷酷な鉄の世界と、機械化された貪欲な金銭の神が、やがて自分と彼女を二人とも滅ぼしてしまうまでのごくわずかのあいだのことだ。」セックスは、人生の一部でありまたなくてはならないほど大事なものであることを痛感した。それなしの人生は、どこか片手落ちであり、味気ないように思われる・・・メラーズとコニーの行く末は・・・
読了日:10月03日 著者:D.H. ロレンス

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