2019/01/01

12月の読書メーター
読んだ本の数:3
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ナイス数:36

黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)感想
橋田や安島の奸計にのせられて、墓穴を掘った元子の運命は…「…強い運がまだ続いていると思っていた。いったん運に乗れば、万事が面白いほどうまくはこぶ と思っていた。途中で立ちどまって、まわりを見まわさなかったのはそのためであった。」
読了日:12月31日 著者:松本 清張
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)感想
「日々変化がなく、退屈で、貧しかったけれど、そのころの安定した心を持ち得た生活を元子ははじめてなつかしく想った。もう引き返しはできなかったが。-」自ら勤務する銀行から7563万円横領し、その金を元手に銀座でバアを開店した原口元子は、その後も、脱税して私腹を肥やしている悪い奴らから大金をまきあげることに知恵をしぼっていた・・・
読了日:12月26日 著者:松本 清張
新装版 昭和史発掘 (3) (文春文庫)新装版 昭和史発掘 (3) (文春文庫)感想
「・・・・とかく検事や警察官の回想には、都合の悪い点を回避しようとしながらも、うっかり破綻から真実をのぞかせることがある。」昭和初期、共産党を壊滅寸前まで追い込んだスパイⅯとは・・・
読了日:12月08日 著者:松本 清張

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