2018/09/17

書斎の死体

昨日の夕方、「キャー」と絹を引き裂くような悲鳴が・・・ 

声のするほうに向かうと、浴室に体長1mほどの生きている蛇が・・・

オーーーー

 これはもしかすると、我が家に恨みか妬みをもった人間の犯行か?
あまりにもかっこよすぎて、すみませんm(__)m。でも仕方がないんです。生まれつきなんです。持って生まれた天性の美貌と富は、隠しようがありません。

2018/09/02

8月の読書メーター
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吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)感想
「・・・糞づまりに下剤を、金づまりに借金を、そして鼻づまりに吉里吉里語を。・・・」「そげん第九条ば改正すて、軍隊ば持ちてェなら、そう思う連中がまんず全員、兵隊さなればええのだ。連中は、国ば守るなァ国民の義務だとか務めだとがぬがす。それならばだ、国民が自然に『この国ば守らねば』と奮い立つ様な国ば、まず拵えたらどげなもんだ。・・・」そうして、罪深い?古橋健二は、どんな罰を受けるのか?
読了日:08月25日 著者:井上 ひさし
一週間 (新潮文庫)一週間 (新潮文庫)感想
昭和21年春先、ハバロフスクに召喚され、日本新聞に、あるテーマの寄稿を求められた小松修吉の一週間!「・・・なぜ日本人は頼まれてもいないのに鉄砲担いで海を越え朝鮮半島や中国大陸へ押しかけて行き、ちがうコトバを話す人たちを殺したり苦しめたりしたのか。・・・・」「ソ連もひどいが祖国日本もひどい。もう国家なんか信用すまい。」「・・・日本の兵士たちに、戦争国際法の初歩を教えていたら、玉砕の悲劇のほとんどが避けられたはずです。この一事だけでも、わたしはわが国の戦争犯罪者どもを許さない。もう断じて許さない・・・・・」
読了日:08月18日 著者:井上 ひさし
静かな生活 (講談社文芸文庫)静かな生活 (講談社文芸文庫)感想
両親の留守宅を預かることになった私(マーちゃん)とその兄イーヨーと弟のオーちゃん・・・「---子供はみんな可愛いのよ、マーちゃん。それでいてどんな子供の性格のなかにも、成人すれば顕在化するはずのものがひそんでいるわ。その露頭を手がかりにしてね、私は眼の前の子供が中年になった様子を思い描くことにしているわ。・・・・・・」
読了日:08月11日 著者:大江 健三郎
燃えあがる緑の木〈第3部〉大いなる日に (新潮文庫)燃えあがる緑の木〈第3部〉大いなる日に (新潮文庫)感想
「そこで私たちはかれらに向けていう。もっとも起こりそうにない、ほとんど起こりえぬ事故であれ、もし起これば、その事故は怪物的なほど大きい規模の、神に向けられた侮蔑である、そのような人間の作った施設と共に生きることにあなた方は合意するのか?」「本当にそうなら、ギー兄さんの子供を、なんとしてでも、しっかり生まなければならない、・・・・・」ギー兄さんは、投石によって殺されてしまうが、「救い主」に繋がる人間は、また出現してくるに違いない。
読了日:08月05日 著者:大江 健三郎

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