2019/05/11

森田公一とトップギャラン 下宿屋 cover Otoizumi No.855 昭和にご唱和��



 




 20代半ば前に自ら命を絶ったあいつのアパートのオープンリールデッキから流れていたこの泥臭い曲を初めて聞いたときは衝撃だった・・・

2019/05/09

園児2名死亡事故で保育園が会見したけどマスコミがひどいよな…

1972年2月

 嘱託のじいさんが、灯油の入ったポリ缶にホースをつけて、別のポリ缶に移し替えているのを見つめて、「あれ、いやらしいわね」と僕にささやいた結婚したての美しい彼女(新玉美千代を少し大柄にした感じ)は、昼食もそっちのけで、あさま山荘事件のテレビ中継を見続けていた!この頃はまだ、連合赤軍リンチ殺人事件は明らかになっていなかった。

 

Paul Simon - Born in Puerto Rico

2019/05/07

1969年

 
1969年3月、ある地方都市の学生デモに飛び入り参加した。彼らがどのセクトに属していたかは分からないが、口々に「尊王・攘夷」と叫んでいた。尊王はともかく攘夷はないだろうと思いながら、頃合いを見計らって隊列を離れた。
 あの年は、東大の入試が中止になったり、ベトナム戦争では、ソンミの虐殺が問題になったりしたが、そんなことより、自分自身にどう始末をつけるかということでいっぱいだった。 
 そういえば、同級生に「持続しない志」をもった、のちに、震災で原発が爆発した県の大学に入学した学生運動家がいたなあ。能書きは立派だった。しかし、「運動は、学生の特権だから、卒業したらやめる」そんな中途半端な奴の話にどんな説得力がある?バカヤロー。だが、そういった遊び感覚やゲーム感覚で、流行に乗り遅れまいとして参加していたのが、大多数だったんだろう。

2019/05/01

4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:3180
ナイス数:49

象の白い脚 (文春文庫 106-1)象の白い脚 (文春文庫 106-1)感想
「シモーヌは真紅の唇を開けて笑った。顔に化粧がなくとも、ルージュだけは濃いので、よれた豚の皮に血を塗っているようだった。」1969年3月、ベトナム戦争たけなわの隣国の首都ビエンチャンでは、資本主義も共産主義もない、各国の諜報機関が暗躍し、汚職がまかり通る、いつの時代とも変わらない代理戦争が深く静かに行われていた。谷口爾郎の運命は?
読了日:04月30日 著者:松本 清張
小説東京帝国大学 (新潮文庫 ま 1-34)小説東京帝国大学 (新潮文庫 ま 1-34)感想
「だが、帝国大学に真の意味の大学の独立と学問の自由があり得るだろうか。・・・帝国大学はいうまでもなく国家予算で運営されている。簡単に云えば政府のヒモつきだ。」他、南北朝正閏論にふりまされた帝大出身の文部官僚など・・・「・・・・東京帝国大学なんちゅうやつは焼き払ってしまうがええ」と言い切った愛すべき奥宮健之や、吉野作造らと同時代を生きた哲学館出身の工藤雄三の手紙で、「奥歯に物がはさまったような感じ」に物語は終わる。
読了日:04月28日 著者:松本 清張
中央流沙 (講談社文庫)中央流沙 (講談社文庫)感想
「つまり、本省側の希望する通りに審議会が結論を出すのである。世間では、審議会などというのは役人が表向き民主的な公平さを装いながら、裏では責任を回避するための機関だといっている。」2019年の今でも何も変わっていず、進んでもいないと痛感する。「ぼくだけが死ねば、そりゃ皆はいいかも分かりません。だが、そうはいきませんよ、西先生」と例外的に反発した課長補佐は殺されてしまう。「そこにはまた公務員と名は変わったものの、明治以来の官尊民卑の役人エリート意識が無意識に流れているともいえる。」こういった流れに山田は・・・
読了日:04月20日 著者:松本 清張
けものみち (新潮文庫)けものみち (新潮文庫)感想
「ねえ、久恒さん。私ももう小娘ではないから、ズバリと云うわ。あなたはわたしの身体が欲しいんでしょ?」久恒は、色欲にかられまたヒトの弱みにつけこみ、権力を傘に自らの欲望を満たそうとする悪徳刑事!死んでもらいます。その他、作者の思惑により数々の悪人が死にました。キャリアもノンキャリアも関係ない。悪をなす者は多く、正義を行う者は少ないということだろう。
読了日:04月16日 著者:松本 清張
山びこ学校 (岩波文庫)山びこ学校 (岩波文庫)感想
戦後間もない1950年代、山形の山元中学校の生徒たちは、無著先生の指導のもと、考える人間に育っていった・・・「「『お国のため、天皇陛下のため、しっかりたのみます。銃後の守りはひきうけました。留守宅は心配しないように。』といって父を戦争に送ってやった人たちだ。それが今では【戦死者の遺族】などというと、めいわくそうにしている。」「『ばんちゃんは長い年月をこんな立場で生活してきたのか。さっぱり不平をいわずになあ』と思った。」
読了日:04月11日 著者:
鴎外の婢 (新潮文庫 ま 1-29)鴎外の婢 (新潮文庫 ま 1-29)感想
「また、銀行からの帰りに「ララバイ」に寄ることもなくなった。あの店は、いまや子守歌ではなく、地獄の歌に満ちていた。」悪女に取りつかれた銀行員の運命は?=書道教授/「その点、浜村は自分のような醜男は年をとってもあまり変わらず、かえって風格が出るとよろこんでいる。」好奇心が高じて、森鴎外に仕えた女中のひとりをたどっていくと・・・
読了日:04月07日 著者:松本 清張
黒地の絵 傑作短編集2 (新潮文庫)黒地の絵 傑作短編集2 (新潮文庫)感想
「夫はものうそうに言ったが、眼は輝いていた。」残された者は、何を?=二階/「先方は君たちより、もっと大きな苦労をもっていたのだ。・・・」=拐帯行/「どうだい、君も気づいたろう?戦死体は黒人兵が白人兵よりずっと多いだろう」=黒字の絵/「今度来るとき、いよいよ、この女が此処に居るかどうか分からないと思った。」=真贋の森/役人の弱みにつけこんで利権をあさる三流新聞記者ども=紙の牙/オミヤゲを要求する広告主=空白の意匠/「周吉はその無心の手紙に返事を出さなかった。・・・」=草笛/他、「装飾評伝」「確証」の二作品。
読了日:04月03日 著者:松本 清張

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